iPhone5sとiPhone5cの発売も間近となり、DocomoでもiPhoneを取り扱うことになったことだし、これまでiPhoneでなかった方も、これを機に入手してみてはいかがだろうかと思うこの頃。
介護と直接関係はないのだが、ぜひとも紹介したいiOS(iPhone、iPad)用アプリを見つけ、このところ楽しんでいるのでご紹介しよう。
これである。
世界の霧 ¥170
このアプリはしっかり日本語化されているのでご安心を。
初期状態では、起動すると世界地図上の全てに白い霧がかかった状態になっている。「REC」(iPadでは「RECORD」)ボタンを押して記録状態にすると、その間に異動したルートの霧が晴れていくのだ。
霧が晴れるのは、その時に自分のいる場所から半径30m程度。つまり道路を通行した場合、道路に沿って太さ30mほどのライン状に霧が晴れていく。近辺を歩き回った場合には大きな円になる。
移動したルートを記録する方法はこれまでにもあったと思うが、霧が晴れるという形で、一目見てすぐわかる形に記録していくというのは画期的なアイデアではないだろうか(私が知らないだけかもしれないが)。
これを使っていると、出かけるのが楽しくなる。何しろ、初めてのところに行くと地図の霧が晴れていき、それに従って「レベル」が上がっていくのだから。
もちろん、地図の縮尺は自由に変更できる。
先日、私が観光で訪れた場所の、iPad miniでの画面写真を貼っておこう。
(レベル部分にのみモザイクをかけてある。)
海外、国内旅行だけでなく、仕事で外を出歩くことの多い人、それこそ居宅ケアマネさんなどであっても、レベルが上がっていくのを楽しめるのではないか。
それに一度訪れた場所は一目でわかるので、「あのお宅へはどうやって行ったんだっけ?」と忘れた場合にも、すぐに思い出せるはず。
このアプリはGame Centerに対応している。「○カ国を訪問する」「レベル○○を達成する」といった達成項目が設定されていて目標にできるし、レベルを世界中の人々と競い合うことができるのだ。まあ、上位に入れるのは日常的に飛行機での移動が多い、文字通り世界中を飛び回っているような人だろうが。
難点は、バッテリの消費量が激しいことである。記録を続けていると、みるみるバッテリが減っていく。
iPhoneなら、一日中移動を続けるような場合には、1回分はフル充電が可能なモバイルバッテリを持ち歩いていないと、いざという時にバッテリがなくなって泣くことになるかもしれない。
また、道に迷った場合も克明に記録される(笑)。見返して恥ずかしくなることもあるかもしれないが、それも楽しい記憶と言えそうだ。
データはDropboxにバックアップでき、また複数デバイス間での同期も可能である。私はこれを使ってiPhoneとiPad mini間でデータを同期している。記録はiPhoneで行い、後に地図から霧が晴れていく様子を確認してニヤニヤするのはiPadで、という感じだ。
さて、明日の未明にはiOS7がダウンロード可能になるわけだが、すぐにアップデートするかそれとも様子を見るかでまだ迷っているのだった。不具合出たら嫌だしなあ。でも我慢できずにやっちゃうんだろうなあ……