介護版 悪魔の辞典(その2)

「介護版 悪魔の辞典」その2。詳しくは(その1)をご覧ください。

もう少し増えたら、全体を五十音順に並び変えようと思う。今のところはその必要もないのでそのままで。
我ながら何をやってるんだと思いつつ、考え始めてみたら結構浮かんできてしまった。
12/23のエントリでは、「人を不快にさせる記事は書いてはダメ」と心に決めたというのに、もはやこの有様、って気もしないではない。
ただ、皮肉的な言葉によってこそ伝わる情熱もあるのだと思う。少なくとも私は、単に悪口を書いているつもりはない。そこから明日へ繋がるものだってきっとある。
ということで公開(^-^;


【アドボケイト】
援助者の主観を客観へと昇華する魔法の呪文。

【介護支援専門員資格】
高齢者福祉業界を大学にたとえるなら、この資格の取得が一般教養課程の終了を意味する。そこから先が専門課程、すなわちそれぞれの道。

【介護福祉士資格】
名称独占の国家資格。専門学校新卒者を除く新人介護職員の当面の目標。この資格が存在しなければ新人職員は目標を持ち得ず、事業者は職員を評価する基準を持ち得ない。

【コンプライアンス(法令遵守)】
1. 介護という制度ビジネスに参入している以上、事業者が当然に意識すべきもの。
2. 市場における新たな介護サービスの誕生と成長の芽を摘み、保守的・画一的な思考に縛り付ける枷。

【サービス提供の拒否】
基本的に介護保険サービス提供事業所は、正当な理由なくサービス提供を拒否できない。この「正当な理由」の基準は、管理・相談職員と現場職員の間で大きな隔たりがある。とりわけ現場感覚に欠ける者の考える基準は、ほぼマゾヒズムの域に達している。

【社会福祉士資格】
福祉系大学卒以外の者は受験資格を得るまでが大変だが、試験そのものは福祉系大学卒業(見込)の記念受験者を除くと、合格率は90%程度に達すると思われる合格難易度の低い資格。
名称独占資格の代表格。

【社会福祉主事任用資格】
大学の文系学部を卒業するとほぼ自動的に付いてくるもの。だが大抵の人には、それが役立つことはない。

【昇給/賞与】
経済学の専門用語。難解な概念であり説明不能。

【食事介助】
効率的な栄養・水分摂取の手段。ただしさほど安全性は高くない。

【接遇】
「気づき」「思いやり」「優しさ」等に劣る直接的/間接的援助者が、己の適性のなさを認めたくないが故にすがりつくもの。故に言葉遣い等への厳しさと、援助職としての適性は反比例する。

【日中特変なし/夜間良眠】
1. 「勤務時間内では記録をする時間が足りません」という意味。上司への皮肉の言葉。
2. 「私には観察力もやる気もありません」という意味。懺悔の言葉。
3. 言葉通りの意味。

【入浴介助】
男性介護職員が、すごく嬉しいものと、逆に見たくないものとを同時に目にする機会。

【男性職員】
半透明人間。

【バイステックの七原則】
ソーシャルワークを学んだ者が、自分の意見の正当性を主張するために引用する、黄門様の印籠。

【ユニットケア】
利用者さんの生活空間と職員の配置を、施設内でこま切れにすること。

介護版 悪魔の辞典(その1)

年の瀬にいったい何というエントリを立てるんだと我ながら思うが……(^-^;

Twitterで時々呟いている「介護版 悪魔の辞典」が、ちょっと溜まってきたのでこちらに転載してみることにしました。(Tweet後に一部改変したものもあります。)
「悪魔の辞典」がどういうものかは、Wikipediaのこのページなどをご覧ください。

いわゆる“ネタ”ですので、真面目な反論はご容赦ください。ただし、「つまらん」とかの感想や、「この項はもっとこうしたらいい」というような助言などはもちろん大歓迎です。


【朝立ち】
1. 朝に家を出る(旅立つ)こと。
2. 朝起きた時に下半身が臨戦態勢になっていること。
3. 夜勤明けの男性介護職員にみられる性欲亢進状態。「疲れた~死にそう()´д`()」→(死ぬ前に子孫を残せ!(`Д´))という本能の叫びと思われる。

【アラサー独身女性職員】
現場の主戦力。

【アラフォー独身女性(バツイチ子持ち)職員】
ケアマネ等、事務方の主戦力。

【介護職の職業病】
1. ナースコールの幻聴が聞こえる。
2. 食事中に平気で下ネタを話す。
3. プライベートでも服を脱がせるのがやたら手際良くなる。……はずなのだが、残念ながらその機会はあんまりない。

【クリスマス】
一年で最も希望休を入れにくい日。他にも希望する人が多いというだけでなく、「あいつは何の予定があるんだ」という周囲の目が……

【朝食】
1. 朝ご飯。
2. 夜勤職員の眠気と疲労のピークタイム。これを境に、テンションは逆に上がる。

【ナースコール】
1. 日常生活において他者の援助を必要とする方が、プライバシーを保ちつつ、自立した生活を営むための命綱。
2. 使用人呼び出しボタン。
3. 介護職員が、職場以外の場所でも時々耳にする幻聴。

【ブログ】
議論等で自らの劣勢を感じた者が、悔しまぎれに自分の主張を書き綴る場。読者は一方の言い分しか目にできず、その記事内で相手の主張が捻じ曲げられていても気づきにくい。思う存分負け犬の遠吠えができるというものである。もちろん私のブログのことだ(^-^;

【忘年会】
管理職が、現場職員との間の距離を近いと錯覚する場。現場職員にとっては苦痛以外の何ものでもないことが多い。

【夜勤手当】
事業者の職員への愛情を測るバロメータ。実働時間の長さや休憩の有無、業務量は金額の多寡とは悲しいほどに無関係。

【夜勤の供】
20代:ケータイとお菓子。
30代:溜まった事務仕事。
40代:リポビタンD。
50代:持病の薬。

【レクレーション】
介護施設や通所介護などの事業所に勤める職員の日課の一つ。この時間を最も苦痛に感じる職員は多いが、同様に利用者さんも苦痛を感じていることがあったりなかったり。