夏祭り2013

今年も、うちの施設の夏祭りが近づいてきた。

今年で5回目になる。一昨年の3回目までは、回を重ねるごとに、順調に規模の大きな、楽しいものになってきていたと思う。それが昨年、後退してしまった感がある。今年は果たしてどうなるのか。

開催することが職員の義務になり、「利用者さんに楽しんでもらいたい」という原点がどこかへ行ってしまったのではないか。代わりに、なるべく大変な思いをせずに、無難に体裁を整えようという気持ちが見え隠れする。

少なくともこの業界についての私の常識では、利用者さんに楽しんでもらおうと思ったら、職員が何もしないというのは考えられない。
うちの会社は予算に関しては比較的寛容なので、そこに甘えてしまって、職員が頑張って出し物の一つでも披露しようというところに考えが至らないのではないかと思う。

もちろん、体裁を整えるのも重要である。しかしそのあたりは、そういうことが好きなうちの管理者にでも任せればよい。とにかくうちの職員は、他の職員に仕事を振るのが下手だ。何でも自分でやろうとしてしまう。

そういえば一時期、うちの施設でも職員の出し物が定着しかけたことがあった。楽器演奏や紙芝居を経て、今度は寸劇を、という話になったこともある。
しかしその時は、うちの施設の中核をなす職員ばかりが集まっていたために、管理者が良い顔をしなかった。もっと新人たちが大きく関わっていけるようにすべき、というわけだ。
その考え方は正しい。しかしそれは、職員のそうした活動が既に定着している施設ならばの話だ。定着どころか一度もまともにやったことがないのに、さらなるステップを望んでも仕方ないではないか。私は、とにかく一度、出し物を考えて披露する楽しさをうちの施設の職員たちに知って欲しかった。

入居者さんに楽しんでもらいたいという気持ちと、自分たちも楽しみたいという気持ち。
そこから改めてスタートする必要があるのかもしれない。

Do They Know It’s Christmas?

クリスマスが近づいてきた。
うちの施設の今年のクリスマス会は、昼食にバイキング、その後でホールにて職員の演し物(と言うほどのものでもなく、主に歌)となっている。おやつには多分毎年恒例の職員手作りのクリスマスケーキが出るのだと思うが、はっきりした話は聞いていない(もしくは聞いたが忘れた)。

バイキングは初めての試みである。いまや介護施設ではそれほど珍しい取り組みではないとはいえ、事業所で前例のないことをするにはそれなりの度胸と努力が要る。企画者には素直に賞賛の拍手を送りたいと思う。
また、職員の演し物も、うちの施設ではこれまで大したことをしてきていない。紙芝居と演奏付きの歌ぐらいか。それも近年はやっておらず、外部のボランティアに頼ってばかりいたことを考えれば、進歩と捉えたい。

以前にも書いたことがあるかもしれないが、私はこうした行事では、職員が演し物をするのに勝るものはないと思っている。知らない人が見事なものを見せてくれるよりも、馴染みのある職員が普段は見せない姿を見せる方が利用者さんは喜んでくれるものだ。

以前に勤めていた法人では、複数の事業所が共同でクリスマス会を行っていた。そこでは利用者さんも演し物に参加した。曲に合わせて踊ったり、カラオケで独唱したり……こうしたことも、普段自己顕示欲を抑圧している方には格好の機会だったりするのだ。
うちもいずれはそういうことができればいいと思うが、もしかしたら今年のクリスマス会でも早々に見られるかもしれない。今年入居された方で、在宅時代には年に一回の地区の盆踊りで、自作の衣装で仮装するのを楽しみにしていた方がいらっしゃるのだが、今日お話しした限りでは、何か当日に向けて準備されているようだったから。

それにしても、当日までに職員は入居者さん宛てのクリスマスカードを作らねばならないことになっているのだが、私はまだ何もしていない。
他にも、年内にはそれぞれ分担が割り当てられている大掃除もしなければならないし、運営推進会議もあるし、ケアプラン更新も担当から上がってきているのに私のところで止まっている。さらには新規事業所の書類も作らねばならないし、パンフレットを作り直すという話もあり……全然やっている暇がない。

困ったものだ。

夏祭りと施設乱立

昨日、またもやブログ更新を落とした。
以前の職場の仲間との飲み会があったためだ。私のブログ更新時間は休日以外は夜限定なので、飲みに行ってしまうとさすがに辛い。

さて。
先日、うちの施設の夏祭りがあった。

今年も前もって近所にポスティングを行った。枚数は去年の倍の100枚。
去年は猛暑の中一人で配るのがかなり辛かったので、今年は4人で分担。一人当たりの枚数は去年より少なかったので、それほどの苦労もなかった。

が、来てくださったのは、去年とそう変わらず……うーん残念。より地域にアピールする方法を考えた方がいいかもしれない。

今年の夏祭りは、夜の花火を別の日にしたこともあって、実質模擬店だけで終わったような感がある。昨年までのようにスイカ割りや盆踊りをすることもなく、午後にはカラオケをしただけだったので、正直ちょっと物足りなかった。

しかし、実行委員長が昨年と同じ職員だったし、また最近は職員の人手も足りていないこともあって、口は出さなかった。彼女はよくやったと思うべきだろう。

最近は何事にも人手の問題が先に立ってしまう。もちろん、うちの施設も求人は時々出しているのだが、どうにも応募が少ない。

その原因の一つとして、うちの市全域で介護職員の人手が足りていないと思われることが上げられる。次々と地域密着型特養などができ、求人情報には毎週のように新規に開設する事業所の求人が載る。
まさに人手の奪い合いだ。こんな中で、即戦力になる人材を確保することなどできるのだろうかと思ってしまう。

こんな中で人手を確保するのには、雇用の条件を良くすることが必要。
魅力的な給与を提示できればいいが、それができなければ、資格を問わずに未経験でも可とするしかない。そして働きながらの資格取得を応援する。

しかしこの方法では、職員は資格を取得した頃にはより好条件を求めて転職してしまう。こうなると、働いているのは常時素人同然の職員ばかりということになる。

そうした状況でサービス向上に努めていかなければならないわけだ。我々は。

仮装?

今年も夏祭りの日が近づいてきた。

ということで、ご近所への案内のチラシを作り、ポスティングを行った。枚数は、去年の倍の100枚。
それを4人の職員で分担して配ることとした。私は夜勤明けの今日、自分の分を配ってきた。

今年の夏祭りだが。
先日入居されたばかりの方が、地域の夏祭りの仮装大会に毎年楽しみに参加されていたこともあって、うちの施設でもやってくださるという。今年は大正時代風の女学生の衣装を準備されていたらしいので、我々も楽しみにしている。

それにしても、その入居者さん一人だけに仮装をさせるわけにもいくまい。ということで、今年は職員も浴衣よりもむしろ仮装を、という話を一部でしてみたのだが……乗ってくる職員はいるかな?
私には衣装を自作する時間も技術もないので、明日の休みにディスカウントストアへでも探しに行ってみようかと思っている。

それにしても、今年は月次業務の締め切りと夏祭りが重なってしまって非常にキツい。しかも夜勤まであったし、急遽現場にも入らなければならなくなりそうだ。

ということで昨日もブログ更新落としてしまった。いかんなあ。

お出かけの優先順位

行事やレクとして行う外出について。

うちの施設では、お花見などは基本全員参加で、何日かかっても皆さんをお連れする。しかし時には、「全員は無理だけど、少人数なら行ける」というお出かけをすることもある。
どこそこで季節の花が見頃を迎えているとか、蛍が沢山見られるので、夕食後にちょっと行こうとかいう場合だ。

ちなみに、入居者さんの側から頼まれて買い物などの外出に付き添う場合には料金をいただくが、こちらからお誘いする場合は料金をいただいていない。

もちろん、どんなお出かけであっても、できれば入居者さん全員をお連れしたい。しかしそれだけの大がかりな計画が立てられなければ、まことに心苦しいのだが、こちらである程度声をかける入居者さんを選ばざるを得ない。
その基準は、あくまで私個人のものだが、以下のようなものである。

1. ケアプランに、外出の内容と目的が具体的に盛り込まれている方。
「花が好きなので、季節の花を見に行く機会を設け、見聞してきたものを詠み込んだ俳句を作っていただく」なんていう援助内容の方がいれば(実際には現在そこまで具体的な方はいないのだが)、季節の花を見に行く機会には優先せざるを得ない。
うちの施設では、ケアプランは私一人が立てているのではなく、もう一人ケアマネがいるし、介護職員にも原案を作ってもらっている。なので、私が自分で立てたプランに基づいて自分で選んでいる、というわけではない。

2. 出かける先と入居者さんとの関係性。
例えば動物園に出かけるついでに、そこの近くの、入居者さんが住んでいた家(今では空き家)にちょっと寄ってみようか、などという時。
また、蛍を見に行こうという時などは、真っ暗な中での移動となるので、職員から離れてどこかへ行かれてしまう危険性があったり、「待っていてください」と言われても待つことができなかったり、車椅子から立ってしまう方などは、事故防止の点から、申し訳ないがお誘いするのは難しくなってしまう。

3. 最近外に出る機会の少ない方。
前回のお出かけからは残念ながら漏れてしまったものの、行きたい素振りを見せていた方は、埋め合わせの意味も込めて優先させていただくことがある。
あとは、普段ご家族さんと出かける機会のない方も、それを考慮させていただく。

4. 外出の好きな方。
どうせなら、出かけると必ず楽しそうにされている入居者さんの方が、すぐに「もう帰ろう」と言われる方よりはお連れしたいと思ってしまうのは人情というものだろう。

5. ご家族さんがとても喜んでくださる方。
イヤらしい話だが、これも全く影響していないと言えば嘘になる。
もちろんそれほど大きな理由とはならないが、最後の一押しになるという程度には影響することもある。

6. 年齢や病状など。
これがこの方にとって最後の機会になるかも……と思えば、また来年以降にも行けそうな、お元気な方を後回しにさせていただくこともある。

認知症のあるなしはそれほど考慮しない。
もちろん認知症のない方であれば後々までずっと覚えてくださっていて、「あの時はありがとう」と言ってくださったりして、それはとても嬉しいものだ。
しかし認知症のある方で、出かけられたことはすぐ忘れてしまうとしても、その時に楽しい、嬉しいと感じていただけたことは心に刻まれ、決して無意味ではないと思う。認知症があるからこそ、特にこうした支援が必要とも言えるのだ。

お連れできる、できないという不公平感は、お出かけの回数そのものを増やし、全員が一年のうちに何回かは行けるようにすれば軽減されるだろう。

残念なことに、最近はお出かけの機会が減ってきている。
もっともっと、皆さんを外へ連れ出したい。