パブリックとプライベート

皆さんの事業所では、パブリックとプライベートの区分がきちんとなされているだろうか。
(セミパブリック、セミプライベートといった区分もあるが、ここではそうした領域の区分方法を論じたいわけではないので特に触れない。)

私は、どんなに小さな施設であっても、プライベートな場所は作っておくべきだと思っている。その理由は、そうしないと本来プライベートな場所で行われるべきことが、パブリックな場所で行われるようになってしまうからだ。
例えば職員間の雑談。
普通は、こうしたことは休憩時間中に休憩室で行われるべきであって、そこから出て働いている間は、なるべく私語は慎むようにと指導される。これは至極もっともであって、事業者の方針として示されれば、被雇用者には逆らう余地はない。

しかし、職員のプライベートな場所が全くなかったらどうだろう。休憩時間を確保しなければ法に反するので、たとえそれが形ばかりのものであっても休憩時間は与えられているはずだが、それに相応しい場所がなかったら。
一日の拘束時間を通じて私語を禁ずる、とすることが労働者に受け容れられるとは思えないし、そもそも人道的に問題があるとさえ思う。その結果、利用者さんの前で雑談することが横行してしまう。

エントリ「休憩と残業」で書いたように、メリハリを付けなければ、人の気持ちは緩んでしまう。
プライベートな領域を確保しないことは、職員に「公私の区別なくだらだらと働いていて良い」と許可するのに等しいと思っている。

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