入居申し込み

世間のサービス付き高齢者向け住宅には、空き部屋の多さに悩まされているところも多いと聞く。
では介護付有料老人ホームはどうなのだろう? というのも、うちの施設(介護付有料老人ホームである)も、空き部屋がすぐに埋まらないことがあるからである。

満室の状態でも、待機者は常に数名程度。そしていざ空き部屋ができた時に連絡すると、今は在宅で落ち着いて過ごしていたり、別の施設に入ったなどの理由からキャンセルが多い。
有料老人ホームに入居するのはタイミングの問題が大きいのかもしれない。結局、施設に入居したいのは病院から退院を求められた時が多く、そこで施設が決まらずに、やむなく自宅に戻って居宅サービスを組めば在宅生活ができるものなのだろうし、また幸運にも施設が見つかれば、喜んでそこに入所する。「どうしてもこの施設がいい」とはあまり考えられない。

私が住宅型有料老人ホームで勤めていた時は、併設のデイサービスやお泊りを利用していただいていた方が、やがて入居されるというパターンが多かった。つまり、「そろそろ施設に入った方がいいかもしれない」という状況の方を何人かキープできていたわけである(キープ、とはあまりいい言葉ではないと思うが)。
また居宅サービスをやっていた関係上、出入りするケアマネさんも多く、紹介していただくことも少なくなかった。

デイサービスやお泊りがあると、まずはその施設に馴染んでからそのまま入居できることになるので、ケアマネさんにとっても、ご家族さんやご本人さんにとっても安心感があるようだ。
これは介護保険施設でも同じで、デイやショートステイから入所に結び付けるパターンは多い。

うちの法人の場合、新しくできた介護付有料老人ホームにデイサービスから入所、というのはまだあまりないようだ。小規模デイだから止むを得ないかもしれないが、そのあたりからうまく入居へと繋げる努力があっても良いと思う。

ただ、できれば在宅生活を続けるに越したことはない。まだ在宅を続けられるのに施設に入所していただくよりは、やはり緊急性の高い方に入っていただくことで、地域の社会資源となりたいものである。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中