経営者の駐車場所

皆さんの事業所の経営者や施設長は、自分の車をどこに停めているだろうか。

駐車場は外来者用と職員用に分かれているのが普通だろう。であれば、理事長であろうが、車は職員用区画に停めるべきだ。
ホテルやレストランなどのサービス業はもちろん、あらゆる営業店舗で、店の真ん前の駐車場所を、利用客用でなくオーナーや店長用に確保している例などあるだろうか?

しかし福祉業界では、理事長や施設長が自らの車を、本来利用者用である場所に停めていることが多いように思う。
それで利用者本位を掲げているわけだ。「職員よりも顧客である利用者優先、ただし自分は別」という特権意識が垣間見えるというものだろう。
私が以前に所属していた法人の理事長がまさにそうだった。

私が最初に勤めた老健の施設長医師は、着任後間もなく、「僕も職員用駐車場に車を置きたいんだけど」と言ってきた。玄関の目の前の場所に停めてくださいと、事務からお願いしていたからだ。医師にしては珍しく(失礼)常識的な人だったと言えよう。
しかし、その場所に停めておいてもらっていると、事務室の窓から車が見えるため、施設長が今施設にいるのかどうかが確認できるというという理由から、その場所を使い続けて欲しいとお願いした。これも今にして思えば、我々の判断は間違っていたと思っている。

経営者が特権意識を持っていると、職員や、時には利用者もそれを見抜く。車の駐車場所など些細なことだが、それは他にも表れてくるものではないだろうか。

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