「知的レベル」を云々すること

「知的レベル」という言葉がネット上ではしばしば見受けられる。「知的レベルが低い」と、罵る場合に使われることが多い。
(知的な障がいの程度を指すこともあるが、ここでは除外する。)

傲慢な言葉だ。少なくとも相手よりは自分の方が上、と思っていることを暗に示しているのだから。

そもそも、人が他者の知的能力を劣っていると決め付けることは、非常にみっともない行為である。それは少なからず自分のことを棚に上げることになる。自分が人類で最も優れているのでない限りは。
それに多くの場合(介護も例外ではない)、自分が得意だと思っているほんの一面のみを俎上にし、その他の側面は、都合が悪いからと無視することになる。

例えば介護の仕事においては、文章がうまく書けなくても、気づきの良さや気配りができることなど、この仕事をしていく上で重要な知的能力に優れている人はいくらでもいる。

そもそも「知的レベルが低い」という発言は、いわゆる「頭の良し悪し」に相当強いコンプレックスを持っているからこそ出てくるものだ。そこで、自分が自信を持てる一面において、他者を貶めることで相対的に自分が優れていることを主張せねばいられない。

実際、学業においての偏差値が低かった人に限って、そんなことを口にしているように思う。

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