Me-CDT

プレスリリース「認知症検査の必要性を判断する指標として有用なスクリーニングツール「Me-CDT」を開発」
http://www.janssen.co.jp/public/rls/news/4179

ヤンセンファーマ株式会社が、木原武士先生(洛和会みささぎ病院)、頼高朝子先生(順天堂大学附属順天堂越谷病院)、宮澤仁朗先生(特定医療法人さっぽろ悠心の郷ときわ病院)と共同で、認知症検査の必要性を判断するための簡易なスクリーニングツール「Me-CDT」を開発したという。

これは専用のソフトウェアをパソコン上で動作させ、被験者の方が画面と音声を確認しながら回答をペンで用紙に記入するテストだ。
まず、時刻を画像と音声で提示し、後に確認するために記憶することを被検者に繰り返し求めた上で、
① 「氏名」
② 「日付」
③ 「今何階にいるか」
④ 「最近気になったニュースはなにか」
⑤ 「冒頭に提示した時間は何時か」
を尋ね、
⑥ 「時計の文字盤と⑤の時刻(10時10分)の針描写」
をしてもらう。②~④は「見当識」、⑤は「記憶力」、コンピューターの音声出題は「言語的能力、時刻の針描写は「図形的能力」をみているという。おおよその所要時間は3分。

これは専門医というよりも、かかりつけ医が用いることを想定しており、ゆえに「認知症検査」ではなく、「認知症検査の必要性を判断するツール」である。結果はMMSEと相関が認められたということなので、有用性は高いだろう。

認知症は早期受診が望ましいとは言っても、早期であればなおさら、専門医への受診はご本人さんに拒否されやすい。そうした時に、普段から馴染みのあるかかりつけ医であれば、ご本人さんから一目置かれていることが多く、専門医への受診の勧めも受け容れられやすいことがある。
その際に、かかりつけ医がこのテストを行っておけば、なるべく早く専門医を受診すべきなのか、それとも無理強いするほどではないのかといった判断はできるだろう。

敢えて苦言を呈するなら、やはりパソコンを使っているという点だ。これだとご本人さんが、「自分の頭が試されている」というのは嫌でも分かる。もっと、雑談めいた感じで自然に聞き出せる内容なら完璧だと思うが、さすがにそれは無理か。

ぜひ普及して欲しいものだ。

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