特養の入所基準が厳しくなる

特養の入所基準厳しく、厚労省方針 要介護3以上に
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1302G_T10C13A8EE8000/

国は2015年から、特別養護老人ホームへの入所を要介護3以上に限定するという。日経の記事では、これにより介護給付費抑制を狙っているらしいが、これが何故給付の抑制に繋がるのだろう?

その他には、要支援者を給付対象から外し市町村の事業に委ねることや、高所得者の自己負担割合を上げることなどが挙げられていて、それらは狙いとして分からないことはないが(賛成するという意味でなく)、特養の入所基準を厳しくしたからどうだというのか。

もちろん、現在でも入所判定において要介護度というのは重要なファクターではある。しかし、その他にも生活環境なども考慮されている。要介護2であっても、独居であったりして在宅生活の継続ができなくなる方はいる。今後そうした方で、有料老人ホームに入れない方はどこへ行けばいいのか? 養護老人ホームの措置入所に頼るしかなくなるのか?

特養であっても要介護度の高い方ばかり入所させていては充分なサービス提供がままならなくなる。慢性的な人材不足なのだからなおさらだ。これまでは、要介護度の低い方も一定割合で入所してもらうことでバランスを取っていたと私は理解しているが、それを崩してしまって特養はやっていけるのか?

……いや、こうして施設に入れず、といってこれまでのやり方では在宅生活を継続できない要介護者の数を増やすことで、定期巡回・随時対応型サービスを増やさずにはいられないような状況を、社会に作り出すつもりなのかもしれない。

それにしても、お盆前の時期に報道されたせいか、この話題はあまりネットで採り上げられていないようだ。
なんだか胸がもやもやする報道である。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中