手袋の使い方

学校給食衛生管理基準というものがある。
O-157による食中毒が話題となったことを契機に文部科学省が平成9年に制定したもので、学校給食を実施している小中学校は、これに従い、衛生管理に勤めることが求められている。
これまでに三回、一部改正されている。

以前は、使い捨て手袋の使用がはっきり明記されていたが、現在の版では言及されていないという。ただ、「素手で触ってはならない」とされている箇所があるので、手袋の使用はもはや大前提であるとみてよさそうだ。
使い捨て手袋についての記載が削除されたのは、「使い捨て手袋をしているから」と、手洗いがおろそかになることが多かったからだという。

確かに、手袋をしていると手洗いはおろそかになりがちだろう。それは介護の現場も同じことだ。
以前、エントリ「Hand in Glove」で、使い捨てのグローブについて書いたことがある。
私は片手しか付けないことが多いと書いたが、これでは感染予防策として大した意味がないのは当然である。直接陰部や排泄物などに触らずに済むという気持ちの問題の方が大きいくらいだ。手洗いはそれとは全く別のこととして、念入りに行っているつもりである。

しかし他の職員はどうだろうか。
先日、とある職員が手袋を外しているところを見たが、指で手袋の外側に触れてしまっていた。これでは使い捨て手袋を使用している意味は全くない、ということはないにせよ、費用対効果を考えた時に、もったいないなと思った。

さいわい、うちの施設で集団感染が発生したことはない。しかしもしもノロウィルスの集団感染が発生したとなれば、多くの職員が、自らの手袋の使い方や手洗いが不充分であったと知ることになるだろう。実のところ、私自身は以前に勤めていた施設で、そういう思いを経験している。

一度看護師に指導してもらった方がいいかもしれない。

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