理想と現実

理想を語るのは楽である。
私も、このブログで理想論を書くことがある。これは、どうせならそこまでの高みを目指さなければと、自分自身を奮起させるためだ。

ただ、そこで他者を批判しないように気を付けている。「理想を実現できないこと」イコール「悪」ではない。個別の事情を勘案せずに批判できる事象など、たぶん存在しない。

皆が、己の知識から導かれる理想的な方法を実現できるほど、日々の業務に余裕があるわけではないし、上司や同僚に恵まれてもいない。
誰しも、日々の忙しさと、対人関係の中でいろいろなものを棚に上げざるを得ない。残念ながら、それが我が国の介護業界の現状である。

だから、理想を声高に掲げるだけでなく、他者を批判している者を見ると、
「この人、よほどヒマなんだな」
「協調性がなくてもやっていけて幸せな人だな」
と思う。

ぬるま湯に浸かり続けていられる環境は、ある意味羨ましい。もっとも、私はそのぬるま湯が嫌で飛び出してしまったのだが。

ぬるま湯に浸かりながら、もがいている人々を見下ろして、どこかで聞いたような理想論を語る。
それでお金を稼げてしまうのも、これまた我が国の現状なのだ。

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