iPadを書類鞄にする(その2)

昨日のエントリの続き。

さて、そもそもGoodReaderとは何なのかというところから。

iOSは、ディレクトリ構造がユーザからは全く見えない。ファイルだのフォルダだのを意識せずに、音楽を聴く、メモを取る、といった一つ一つの行為を行えるわけだが、このように「何をするのか」ではなく、まずファイルが先にあって、「このファイルをどうやって扱うか」という時には、やはり不便である。

GoodReaderなどのファイル管理・閲覧アプリはこの不便さを補う。Windowsで言う「マイドキュメント」を作り、そのファイルのプレビューが行える。

GoodReader for iPad (¥450)
icon

もともとはPDFビューアとして開発されたようだが、実際、PDFビューアとしては実に優秀である。大容量のPDFをiPadで閲覧すると、たとえiBooksアプリであっても落ちることがあるが、GoodReaderはまず落ちない。
またテキストのみを抽出することもでき、注釈を入れることも可能だ。

iPadは写真や動画、音楽といったマルチメディアの機能は標準でも充分充実しているが、ビジネスユーズには、自分でアプリをセレクトしていかなければならない。ビジネス書類を扱うならPDFファイルにするのが自然だし、そうなると良いPDFビューアは必携と言える。

ちなみにGoodReaderは日本語化されていない。そのため、入れた直後に少し試行錯誤した。その過程をここに記しておこうと思う。まあ、自分のための忘備録みたいなものだ。
というのも、私はiPad miniを入手した直後に「iPad&iPad miniを100倍楽しむ本 (アスペクトムック)」という本を買った。これは非常に役に立ったのだが、GoodReaderを紹介したページには、クラウドとの同期のやり方が書いてなかったのである。

さて、ペーパーレス化を進めるのであれば、クラウドサービスつまりネット上のデータストレージも持っていた方がいい。
直接PCから転送する手段も当然あるが、PCが傍らにない状態ではファイル操作ができないのでは不便だ。

クラウドとしては、やはりまずはDropboxをお勧めしたい。理由は、連携の取れるアプリ数が最も多いからである。
(Dropboxをインストールしていない方はぜひ →ここ← からどうぞ。そうすると、あなたと私に500MBの追加容量がプレゼントされます。)

では、GoodReaderでファイルをクラウドと同期する方法について。

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GoodReaderを起動すると、画面の右下の方に「Connect to Servers」とあるので、ここをタップ。すると展開し、バーに「Add」「Edit」という2つのボタンが現れるので「Add」をタップする。

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すると上のスクリーンショットのように、接続できるサーバの一覧が表示される。Dropboxなどのクラウドだけでなく、メールサーバやFTPサーバなどとも接続できるのがわかる。
(私はDropboxとSkyDriveを既に接続済み。)

そこで接続したいサービスを選択、認証画面に切り替わるので認証を済ませると、「Connect to Server(tap to connect)」のところに接続したサーバが表示される。書かれている通り、タップすると接続されるので、開いた画面からファイルやフォルダを選択する。するとダウンロード、シェア(メールでリンクを送る)ことができる他、同期も行えるわけだ。

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同期するには、ファイルやフォルダを選択して下部の「Sync」をタップすると、マイドキュメントのどのファイルやフォルダと同期するのかを選択する画面が開くので、選んで「Download here & Synchronize」をタップすればよい。

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これであとは右カラムの「Web Downloads」の隣にある「Sync」ボタンをタップすれば、いつでも同期が行える。

さて、普通同期と言うと、端末でファイルを削除すればサーバからも削除される。逆も然りである。しかしGoodReaderでは、それを設定で変更できる。
「Web Downloads」をタップして展開されるメニューの中に、「Remote Sync」という項目があり、ここに同期しているファイル、フォルダが表示されるので、これをタップすると次の画面になる。

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ここで、以下の設定をonにすると、次のようになる。

”Download only” sync : iPad側からサーバへファイルのアップロードができなくなる。つまり、iPadでファイルに加えた変更がサーバのファイルに反映されない。
Delete local files : サーバで削除されたファイルは、iPadでも削除される。
Delete remote files : iPadで削除されたファイルは、サーバでも削除される。

私は完全に同期させたいので、上のスクリーンショットのように設定しているが、これはお好みでどうぞ。

さて、これでクラウドにPDF化した書類をどんどん放り込んでおけば、それをiPadでいつでも見られるようになるわけだ。まさに、書類鞄どころか書棚ごと持ち歩いているのと同じことができる。

私は施設勤めなので、実のところ外へ書類を持ち出すことはあまりないのだが、居宅のケアマネさんであれば、居宅サービス事業所のパンフレットや介護用品のカタログなどをPDFにしてiPadに入れておけば、便利なのではないだろうか。

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