名刺

私がこの業界で最初に名刺を作ってもらったのは、老健の支援相談員になった時だった。
当時は無資格だったので(正確には社会福祉主事任用資格はあったが、いわゆる三科目主事)、名刺には職名の「支援相談員」だけが名前に添えられていた。

その後、しばらく名刺は自作のものを使っていたが、資格を取得してからも資格名は書いたことがなかった。職名だけである。
しかし今の職場で作ってもらったものには、「介護支援専門員」とだけ書かれていた。これが私には少々不本意だった。初めて資格名を書かれてしまった……と。

特定施設やグループホームでは、「介護支援専門員」という職名はない。あくまで資格名であり、職名は「計画作成担当者」となる。私は「計画作成担当者」の方がいいなと思った。

改めて手元にある、いろいろな方からいただいた名刺を眺めてみると、実にさまざまである。
職名だけの方もいるし、資格名も入れている方もいる。
居宅のケアマネさんの場合、「介護支援専門員」だけのこともあれば、基礎資格も書かれていることもある。

改めて名刺を見ていて少々意外だったのは、「介護福祉士」「社会福祉士」「介護支援専門員」の3つを併記している方が一人もいなかったこと。隠しているのか、それとも意外にレアな存在なのか……
そういえば老健の支援相談員になったばかりの頃、研修で名刺交換した折に、この3つの資格名を併記している方を尊敬のまなざしで見たことを思い出す。あの頃の私には、遥か遠い道のりに思えたものだ。

しかしいざ自分がそういう立場になってみると、その3つの資格を取得したからって、どうということはないのがよくわかる。この仕事は資格でするものではないのだ。

さて、今回名刺が切れたのをいいことに、肩書きを「計画作成担当者」にしてもらった。
しかし「計画作成担当者」では、業界内部の人には伝わるだろうが、一般の方には分かりにくいと思う。「介護支援専門員」の方が、どんな資格を持っていてどんな仕事をしているのかが伝わりやすいだろう。
それでも、こうしたかった。

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