周りの人の感情に合わせる

アルツハイマー病患者は人の感情をまねる
http://news.e-expo.net/world/2013/06/post-105.html

アルツハイマー病患者や、初期の思考障害、記憶障害のある人には、周囲の人の感情を模倣する傾向がみられることが新たな研究で示された。研究チームは、この知見は患者の管理において重要であると述べている。研究結果は「Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)」オンライン版に5月27日掲載された。

このような感情の移行は情動感染(emotional contagion)と呼ばれ、人が他人の感情を共有、経験する感情移入の原始的な形であると、研究を率いた米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)神経内科助教授のVirginia Sturm氏は述べている。早期のアルツハイマー病や軽度認知障害のある人には情動感染の増加がみられ、認知症がある場合はさらに顕著だという。

Sturm氏によると、アルツハイマー病や認知症では、他者の感情への感受性が高まり、一部の患者では記憶力や思考力の低下に伴い、それが強まるようだという。つまり、介護者が不安や怒りを感じていたり、逆に落ち着いた楽しい気分でいたりすると、患者はその感情を模倣するという。「アルツハイマー病患者は、たとえ社会的状況を理解していなくても、このような方法で他者とつながっている。介護する人が幸せな気持ちでいれば、患者も長期にわたり穏やかで幸せな気持ちを維持することができる」と、同氏は説明する。

「真似る」と言うと言葉が悪いのではないかと思う。「つられる」「合わせる」などとすべきではないか。

我々だって、例えば自分以外の人が皆笑っているときには、たとえ何がおかしいのか理解できなくとも一緒に笑ったりするものだ。和を重んじる日本人ならなおさらである。
認知症の方も同じなのである。ただそれだけの話。

またこれは、介護の仕事をしている者なら経験則として当然に知っていることだと思う。それでも、こうしてきちんと研究結果として報告されるのは意味があることである。

(参考エントリ:こだまでしょうか いいえ、誰でも

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