排泄状況の把握

以前デイサービスで働いていた時には、1日の利用者さんが40名ほど、そのうち半分くらいはご自分でトイレに行かれるので特に気にしなくてもいいが、残りの半分はこちらでトイレ誘導したりオムツ交換したりといった支援が必要、という状況だった。
そういう状況下だと、その20人全員について、いつ最後にトイレに行かれたか、次はいつ頃誘導すればいいか、ということが自然に頭の中に入っていた。
慌しく走り回りながら、トイレへの出入りなどを視界の端で見て記憶しておき、一定時間が経った頃に「そろそろ○○さんをトイレにお連れしよう」とかしていたのである。全員に対して。

これは別に自慢しているのではない。デイサービスではごく当たり前のことである。

今はどうだろう……

現場に入った時に見ているのは、1フロア10人のみである。そのうち排泄に支援が必要なのは半分ほど、つまりたったの5名。その5名分さえ、記録を見ないと、排泄の状況が把握できないことがよくある。

まして、デイではなく施設である。排泄だけではなく、前夜の睡眠状況とか、バイタルサインの値とか、食事・水分の摂取状況とか、表情、聞こえてきた会話の内容とか……そういったものも頭に入っていなければ良い支援はできない。それが覚えられなくなってきている。

これは、施設では排泄介助など行う援助の時間を予め決めてあるために、状況を把握しておく必要が小さくなっているからだと思う。
また施設特有の緩やかな時間の流れに、気が緩んでしまっているところもあるかもしれない。

これではダメだ。気を引き締めないと。

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