がんとリウマチ、そして認知症

がんの方はアルツハイマー型認知症になりにくく、また逆にアルツハイマー型認知症の方はがんになりにくいと言われる。

そこに着目したフロリダの研究者が、悪性脳腫瘍薬であるカルムスチンをマウスに投与したところ、脳内のベータアミロイドを75%減らすことができたという。

Carmustine Cuts Alzheimer’s Plaque by 75% in Mice
http://www.alzheimersweekly.com/2013/03/carmustine-cuts-alzheimers-plaque-by-75.html

ということは?
がんの薬はアルツハイマー型認知症にも効くことがあり、そのため、がんの方は抗がん剤によって認知症を予防することができている。またアルツハイマー型認知症の薬(ちょっと前まではアリセプトしかなかったが)にも、がんを予防する効果があるということなのだろうか?

認知症になりにくい疾患といえば、もう一つ。
リウマチの方も認知症にならないと言われる。

これは私がこの仕事を始めた10年ほど前には既に広く知られていた。その理由は、痛みが脳を活性化するからではないかとか、リウマチ治療薬が認知症にいいのではないかとか、いろいろなことが言われていたように覚えている。

そして4年前。リウマチ治療薬であるエタネルセプトが認知症、特に言語能力を改善させたという研究が報告された。
しかしその後、そうした研究についてあまり聞かない。

最近、リウマチ治療薬と認知症との関連について触れている報道を見たのは、これくらいである。

ARTHRITIS DRUG COULD BEAT DEMENTIA
http://www.express.co.uk/posts/view/366097/Arthritis-drug-could-beat-dementia

がんにしろリウマチにしろ、「ホンマでっか?」というレベルを出ていないように思えるが、今後の研究次第では新たな道が開けるのだろうか。

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