甘えん坊は糖尿病になる

うちの施設の99歳の女性入居者さんが言ったこと。

「あの人糖尿病でしょ? だって甘えん坊だもん。甘えん坊の人は糖尿病になるんだよ」

その場は、「そうなの?」と笑って終わったのだが、後で考えてしまった。

その方が言った「あの人」は確かに糖尿病である。その方は誰かから聞いてそれを知っていたのかもしれないし、たまたま当たっただけかもしれない。
それに、「甘えん坊は糖尿病になる」というのは、甘えん坊⇒甘い⇒糖⇒糖尿病、という単純な連想が働いているだけかもしれない。

だが、それだけではないのかも……

I型とII型を同じ「糖尿病」として原因を考えるのは無理があるだろうから、ここでは日本人に多いII型について考える。
現在II型糖尿病の原因として考えられているのは、遺伝、肥満、食生活、運動不足、ストレスといったところである。これらと甘えん坊という性格が結びつくだろうか。

精神分析の祖、フロイトによる発達段階では、0歳から2歳頃までは口唇期と呼ばれる。
この時期、乳児は口で母親の乳房から母乳を吸う。それにより満足とともに愛情と安心を感じ、次の発達段階へと進んでいくわけだが、この時期に欲求が適切に満たされないと、成長後も口による欲求の充足へのこだわりが残ってしまう。例えば爪を噛んだり、飲食や会話、喫煙などを特に好むとか。
また、母親の完全な庇護下にあった乳児期への執着から、依存心の強い性格になる、つまり甘えん坊になる。これを口唇性格と呼ぶ。

ということは。
口唇性格の人は欲求の充足経路としての口に執着するので、食べることが好きになり、結果肥満したり、過食したりして糖尿病になりやすくなる。
よって、甘えん坊の人は糖尿病になりやすい、と言えるのである。

さすが99年も生きていると、我々には見えない、ものごとの本質が見えてくるものなのかもしれない。

なんてね。
いくらなんでも強引か。

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