異常な蛋白質の蓄積

アルツハイマー病、パーキンソン病、糖尿病。
これらは全て異常な蛋白質の蓄積を伴う。アルツハイマー病はβアミロイドの蓄積が、パーキンソン病はαシヌクレインを封入したレビー小体が脳の神経細胞内に認められる。
異常な蛋白質が蓄積される原因については、いずれの疾患でも深く関わると思われる遺伝子型が発見されてはいるが、それが全てではない。

異常な蛋白質というと、プリオンが思い出される。プリオンは未だ正確には解明されていないが、正常な蛋白質を自身と同じ異常なものへと変化させる能力を持つとされ、故に「感染」という概念に近い。
クロイツフェルト・ヤコブ病の一部もこうして発症すると考えられている。狂牛病の牛の部位を原材料とする食品からの「感染」が話題となった。
そういえばクールーなんていう、弔いのために死者を食べる風習のある部族で発症するものもあったっけ。特に脳の部位を食べることの多かった、女性や子供に「感染」することが多かったとか……

プリオンの伝播のシステムは、食べること、そして治療としての移植などにより体に取り込まれることによる。

こうなると、アルツハイマー病やパーキンソン病、糖尿病も、それを引き起こすプリオンが含まれる食品を我々は普通に食べていて、それが原因となって数十年後に発症するのではなどと考えてみたくもなる。そのせいでこうした疾患が増えているのではないか……もちろん馬鹿げた妄想だが。

こんなことを、この記事(英文)を読みながら考えた。このような異常蛋白質の蓄積を防ぐ抗体の研究こそが、アルツハイマー病やパーキンソン病、糖尿病の予防や治療に最も有効だったりするのかも、と。

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