セクハラする方はお断り?

昨日のエントリの続き。入居者さんの性的な行動障害について。

中には、「そうしたセクハラの多くは認知症状とは違うのだから、利用はお断りしよう」と考える施設職員もいる。
まあ、かつての私のことでもある。

そういう人に言いたい。
あなたはそんなに認知症にお詳しいんですか。何をわかったつもりになっているんですかと。

もちろん、どんな場合でも職員は利用者さんのセクハラに耐えなければならない、と言うつもりはない。場合によっては利用を断らざるを得ないことだってあるだろう。

しかし、それは施設としてできる限りのことをしたうえでなければならないはずだ。
例えば男性の利用者さんが女性職員に対して執拗に触りたがるというのであれば、男性職員による直接介助を徹底するなど。それを考慮して勤務シフトを組むくらいのことは当然行われるべきだと思う。

男性職員の数が少なく、常に一人は勤務しているというシフトが組めなかったり、そもそも夜間は施設内に夜勤者が一人だけになってしまい、誰の手を借りることもできないなどという状況でない限り、利用のお断りなど考えるべきではない。

施設は退所してもらえばそれでいいかもしれない。しかしそれでは、その方はどこへ行けばいいのか?

性的な行動障害を精神疾患として、精神科に入院させてもらう?
認知症状とは違うのだから、ご家族さんにはそういう身内を持った不幸を諦めてもらい、何としても在宅介護をしてもらう?

どちらも適切な形とは思えない。

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