CDR

今日はCDRの話。
CDRと言っても、書き込みのできるコンパクトディスク、つまりCD-R(Compact Disc-Recordable)のことではない。Clinical Dementia Rating、臨床認知症評価法のことだ。

これはワシントン大学で開発された、認知症スケールの1つである。
情報提供者(主に家族)および本人に質問し、得られた答えを数値化することで、記憶、見当識、判断力と問題解決能力、社会活動、家庭及び趣味、ADLのそれぞれについて、正常(0)、疑いあり(0.5)、軽度(1)、中等度(2)、重度(3)に分ける。

本人だけでは評価できない点、また本人への質問の前に情報提供者から情報を仕入れておいて、本人の答えと照らし合わせる点などが、他にあまり類を見ないと言えよう。

……と言うといかにも私は以前から知っていたようだが、実のところ全く知らなかった。別のことについて調べていて、「CDRって何?」となってネットで検索してみただけのことだ。

日本版がこれ
新潟リハビリテーション大学がワシントン大学とライセンス契約を結び、CDR-Jとして公開しているらしい。
分量にしてA4版で13ページ。なかなかの量である。これを全て家族や本人に対して行うのはかなりの労力と言えよう。
もはや、ちょっとしたアセスメントである。

それだけに、なかなか一人の患者さんに対して時間をかけられない我が国の現場では広がりにくいのだろう。だが本国アメリカではそこそこ普及しているようだ。

なぜ今日はこんなことを書いたのかというと……
それは明日のエントリのためなのだった。乞うご期待。

ところで今日、入居者さんのメンタルクリニック受診に付き添ったのだが、そこで入居者さんがHDS-R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール。エントリ「認知症とテスト」参照)を受検された。
検査中、先生が黒いケースを取り出したので何だろうと思ったら、長谷川式の検査キットのようだった。中に入っていたのは、腕時計、歯ブラシ、鍵、スプーン、鉛筆(私の記憶が確かなら)。
ケースには「アリセプト」と書かれていたので、製薬会社からもらったのだろう。

実施するたびにデスク周りからペンやらハサミやらをかき集めている私には、何気に羨ましかった。

……それだけ。

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