がんとの嫌な縁

このところうちの施設は、がんという病気と嫌な縁が続いている。

5月の末に大腸がんの方を施設で看取った。

それに先立って、1月にはお一人、入院されてがんが見つかった方が、退院されることもないままお亡くなりになった。

6月にはもうお一人が入院され、肝臓や膵臓などに広く転移したがんが見つかった。この方は退院して施設で最期の時を、という話が進みかけたものの、結局担当の先生に退院を許可されず、やむなく息子さんも退去を選択された。

そして先日。やはり入院されてから大腸がんが見つかった方が、そのまま病院でお亡くなりになった。

現在入居されている方で、がんと診断されている方はお二人。そしてこの度、新たにお一人の方が入居される。

入院されてがんが見つかり、退院して戻って来られなかった方だけで、今年に入り3人である。
その方たちに対して、適切な医療を受けていただこうという努力がうちの施設に足りなかったのかというと、決してそんなことはないと思っている。

お一人は血液検査で貧血が見つかり、検便したところ便潜血があったので検査しようとしていた矢先に入院。
お一人は消化器の専門医を受診しエコー検査等を受けていたが、異常なしと診断されたばかりだった。
もうお一人も、特に血便などは見られていなかった。

これだけ集中してがんが見つかるのは、私のキャリアの中では初めてだ。100床の老健や、定員40名近くのデイを併設した住宅型有料老人ホームでさえこのようなことはなかったし、今の施設に入職してからも、これほど集中することはなかった。

私たちが試されている、とでもいうのだろうか。

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