残食

うちの施設は、残食の量が多いように思う。

これまで私が勤めてきた施設では、みなさん残さず食べられるのが当たり前で、食事量の記録も「全」が並んでいたものだが、今の施設ではそうでもなく、記録には「みそ汁1/2、おひたし2/3」などといった文字が並んでいる。
その理由を考えてみた。

これまでの施設では、ワーファリンを服用していることによる納豆の禁止などの制限には配慮するが、個々の利用者さんの嗜好に合わせてその方だけの料理を用意したりしないのが当たり前だった。つまり、好き嫌いが理由で食べたくないならご自由に、ただし代わりのものは出しません、というわけ。

うちの施設では、かなりそれぞれの入居者さんの嗜好に合わせ、特別な料理を用意している。例えばメインメニューが鶏の唐揚げだとして、肉が嫌いな方には代わりに焼き鮭を、といった具合だ。
もちろん、そうした対応にも限界はある。生野菜が嫌いな方には、一切加熱していない野菜を出さない、というわけにはいかない。
そうすると、そうして出された生野菜は確実に残されるのである。

思うに入居者さんたちは、嗜好に合わせていると、(言葉は悪いが)わがままになっていくのだ。栄養が偏るのではないかと心配。
ただ、悪いことばかりではなく、嗜好をしっかりと把握していると、食欲がなくなってきた時にお好きなものをお出しし、少しでも食べてもらうということがやりやすい。

また、私の勤めていた老健では利用者さんへの食べ物の差し入れは禁じられていたし、住宅型有料老人ホームでは当然自由だったものの、それほどお部屋でお菓子などを食べている方はいなかった(何故だろう?)ので、その分食事を食べられていたのかもしれない。今の施設では、お部屋でのおやつの量が多くご飯が食べきれないという方も中にはいるかな、と。

できればお菓子などよりもご飯を食べてもらいたいのだが。

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