施設の床

入所・通所施設の床はどんなものが良いのだろうか。

私の現在の結論としては、絨毯(じゅうたん)がベストだと思っている。

多くの施設は板や樹脂のフローリングだろう。
この場合、スリッパや靴を履いて移動するのが自然だ。スリッパは滑ったりつまづいたりしやすいので、大抵の利用者さんは靴を履かれていることと思う。

しかし、日本人の生活習慣として、家の中では靴を脱ぐのが自然である。靴を履いたままではリラックスしにくいんじゃないかな。
少なくとも私はそうだ。ベッドの上でしか靴を脱いでリラックスできないとなると、私なら日中の大部分の時間をベッドの上で過ごしたいと思う。

そこで絨毯の出番である。本当なら畳がいいのだろうが、畳は滑る。絨毯は滑りにくい素材のものも多い。

床を絨毯にしておくと、利用者さんにベッドでなく床に布団を敷いてそこで寝ていただく、という対応もやりやすい。これは拘束的な目的で行われるべきではないが、それまでの生活習慣の継続という意味では良いことでさえある。
絨毯と床の間に緩衝材を挟んでおけば、転倒したときの骨折予防にもなる。ただしこれは加減が微妙で、柔らかくしすぎると歩きにくくなりかえって転びやすくなるのは当然。

絨毯のデメリットは、美化や衛生管理が大変だということ。汚れをさっと拭き取ることができないし、感染予防で必要と言われる床の湿式清掃ができない。
そこで、絨毯と言っても畳何畳分とかいう大きなものでなく、1辺が30cmくらいのピースを並べるものにし、必要な時はその部分だけを剥がして洗えるようにしておくといいだろう。

また絨毯だと、特に職員は靴下の消耗が非常に激しい! 掃除のときにもついつい膝をついてしまい、膝の部分にも穴が開くのだが、まあこんなことはどうでもいいか。

絨毯の施設が増えてもいいのにな、と前から思っている。

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施設の床」への4件のフィードバック

  1.  転倒による骨折を回避できるのは最高。
     何度も繰り返す放尿の後始末に手間取るのは最悪。

  2. >認知症専門棟職員様
    コメントありがとうございます<(_ _)>
    私が知っている絨毯敷きの施設には放尿される方はいなかったのですが、確かにそうなると大変そうですね……

  3. 認知症専門棟職員さんと同じ意見です。それと、ヒヨコさんと同じく、30センチ四方の絨毯も考えてました。さて、どんな未来が待っているのか?
    変わらずにコンクリートに板張り? クッションフロア?

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