阿呆になろうよ

いつもこのブログでは突飛なことばかり書いているが、今日は極めつけ。

介護福祉士養成校の入学者が定員割れを起こしているという報道を、このところ時々耳にする。

介護従事者の待遇が悪いと訴え続けても、来年度に予定されている制度改正の現時点での内容に見られるように、政府は本気で取り組む気などない。
その結果、

介護職員の処遇改善は後退し、養成校はますます閑散とする
 ↓
我々は更なる人材不足に悩まされることになる
 ↓
収入(介護報酬)が増える見込みもない以上、給与を上げることはできない
 ↓
安い給料で働ける人手のみが増えていく
 ↓
現場で頑張っている有能な職員はますます疲弊し、介護職離れが進む
 ↓
人材不足がさらに悪化、介護現場に残っているのは他の仕事に付ける能力のない者ばかり
 ↓
介護業界全体のサービスレベルが低下。これからの高齢者の未来は真っ暗

ということになる。この悪循環を断ち切るにはどうしたらいいのだろうか。

各団体が介護職の処遇改善のために声を上げていくことはもちろん必要。
しかし我々個人がネット上でいくら不平不満を口にしても、その声が行政に届くことはないし、これから介護の仕事をしようと考えている人、あるいはその周囲の人がそれを目にして、「介護職なんて止めた方が……」となるのが関の山だ。

愚痴るのも大事だけど、それはもっと閉じたところでやることにして(職場仲間での飲み会とか)、ネット上ではもっと介護職の良さ、楽しさをアピールしていきませんか?

「お前が言うな!」と言われそうだが……(^-^; 続ける。

会社に例えると、今の介護業界は、「こんな給料じゃ生活できないから給料上げてくれ!」と会社に迫っている状態。「じゃあお前はそれだけの働きをしたのか?」と問われたら何と答える?
確かに介護職の給料は安いが、給与を上げてもらうには実績を上げてみせるのが先では?
もちろん、あまりに乱暴な例えではあるが……

とにかく世間が持つ介護職のイメージをまず上げる。
そのために大事なのは、介護職の処遇を改善してもらうことよりも、実際に勤めている我々が良さ、楽しさをアピールしていくことではないだろうか? 現代はネットというツールがあることだし。

そうしていい人材が入ってくるようになれば、サービスの質が上がる。その過程で介護のエビデンスを蓄積するのもいいし、いずれにしろ成果を国へ突きつける。このままサービスを良くしていく方を選ぶか、それとも後退する方を選ぶか? と。

とまあ夢みたいな話だが、良さ、楽しさを表現することは、我々の日々の仕事のモティベーションにもつながるはずだ。

例えば、
「~~をしてあげたら、利用者さんのすごくいい笑顔が見れたよ!」
という投稿を見たら我々はどう思うだろう?
微笑ましく思い、そして自分もやってみよう、という気にならないだろうか?

投稿をした者だって、返ってきた反応を見て嬉しく、またやろうという気になるのではないか?

そうした姿は、端から見たら、全く危機感を持たない、能天気な阿呆かもしれない。

でも、阿呆でいいじゃないの。

少しでも前向きに、楽しい話をしようよ。

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阿呆になろうよ」への2件のフィードバック

  1. 唾をかけられ、引っ掛かれ、顔を殴られ…
    それでも働き続けられるのは、忍耐強さと専門的知識に支えられてこそ。
    資格のハードルを上げないと、我慢強いだけの無知で雑な職員は減らないし、介護職員の社会的地位も低いままだと思う。

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