正月だし、夢の話でもしようかと思う。
寝ている間に見る夢のことではなく、未来に対して抱く夢だ。

私の夢は2つある。

①自分で入所したいと思える施設を作る。

うちの施設には、自分だったらすすんで入りたいとは「まだ」思えない、というのが正直なところだ。
しかし、今、既存の施設の中からどこかを選ばなければならないとしたら、その選択肢としてはほぼベストだと思っている。少なくとも、私が見聞きしてきた近隣の施設のどこと比較しても、引けは取っていない。

また、自分が年老いたときに、有料老人ホームもしくは介護保険施設の個室を利用できるだけの費用を支払っていけるかどうかは分からない。やはり私は個室でなければ嫌だし、財力がないから多床室で我慢しよう、とは割り切れない。

自分が満足できる施設が一つだけあったとしても、それでは充分ではない。やはり日本の高齢者福祉全体のレベルを押し上げていかなければならないと思うし、自分たちが日々提供しているサービスを少しずつでも良くしていこうと努力していれば、それが日本全体の福祉の向上に役立つことはきっとあるはずだと思う。

もちろん、制度も変えていかなければならない。そのためには、制度の改正に振り回されるのでなく、自分たちがいいと思っていることを押し通していくことも必要だと思う。ユニットケアにしろ小規模多機能にしろ、そのモデルは制度が創ったものではなく、現場から生まれてきたものなのだから。

②職員にきちんと給与を支払い、かつ経営が安定した介護事業所を作る。

現状では不可能である。
一時的に成立させることならそれほど難しくはないが、職員が長く勤められる職場を、となると話は別。介護事業は定員があるので、どれだけ優秀な職員がいても一事業所での収入には上限があり、昇給や退職金の分まで確保するとなるとこれはもう無理。

もちろん現在でも、介護保険外の費用を高く設定して職員に還元できる部分を増やすことのできる高級有料老人ホームなら可能だろうが、それでは意味がない。現在の特養ユニットの利用料、月15万円くらいの範囲で事業として成立するモデルを作りたい。

これも制度を変えていく必要があるのだろう、きっと。

また、解決の鍵は、おそらく事業の併設にあると考えている。介護事業を行っているまさにその事業所で、いかに制度の枷に捉われずに別の方法で収入を得るのか……
これはもう少し考えがまとまったら書いてみたい。

とまあ、正に夢みたいな話だが。お正月ということでご勘弁を。

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