引き継ぎ、申し送りもしくは朝礼・終礼

皆様の職場では、引き継ぎや申し送り、朝礼・終礼などと呼ばれるものは行われているだろうか?

私が最初に勤めた老健では、9時と16:30(私の記憶では……)に引き継ぎが行われていた。夜勤帯と日勤帯との間の引継ぎがメインで、事務室からの連絡事項などもそこで伝達していた。
連絡ノートも存在したが、利用者さんについての申し送り事項はノートに書かれなかったので、引き継ぎは情報共有のためにはそれなりに大きな役割を果たしていた。

次の住宅型有料老人ホームでも同様に行われていたが、そこでは引き継ぎというよりも朝礼と夕礼と呼ぶほうが相応しいもので、事業所のスローガンを唱和したりしていた。これは別に上から指示されていたことではなく、我々が自主的に決めたことだ。

今の職場である介護付有料老人ホームでは、こうした引き継ぎの類は行われていない。職員は出勤してくると、全入居者さんの記録を少なくとも2日分は目を通し、そこにサインする。その記録にも申し送り事項を記入する欄はあるのだが、重要な事項はさらに慎重を期すため連絡ノートにも書かれる。

得られる情報量としては、現在の施設のやり方がベストだろう。しかし、記録はただ眺めるだけでは記号と数字と言葉の羅列でしかない。書かれている内容から入居者さんのその日のご様子を把握する能力は、職員間でかなり差があるように思う。それならば、絶対に知っておいて欲しいことのみを伝達した方がいいのかな、と思わないでもない。
それに、引き継ぎがあった方が、その日の予定の確認などをするには便利だ。ケアカンファレンスの予定など職員に忘れられていると、かなり悲しい思いをする(ノ_;)
また、新人職員の紹介とか、退職する職員の挨拶なども、引き継ぎがないとどうも締まらないという感じはする。いつの間にか入ってきていつの間にか辞めていく……という感じがすることもあるのだ。

この仕事を始めた頃は、引き継ぎで飛び交う言葉は全く分からないし、メモを取ろうとしても全く追いつかないし、もう泣きそうだった。ただ、分からないことは分からないままにしてはいけないと思い、周りの職員に尋ねたり自分で調べたりした過程は、自分のためになったと思っている。
今の職場のように記録を読むだけだと、皆分からないことをついついそのままにしてしまうのでは? と思い、記録に敢えてちょっと専門的な用語などを使ってみたりするのだが、「これ、どういう意味ですか?」と尋ねてくる職員は限られている。そういう職員はやっぱり伸びるものだ。

どういう方法で行おうとも、結局大事なのは情報の取捨選択だ。これは介護に限らず、どんな仕事でも一緒だと思うが。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中