iPod/iPhone学習法

先日、本年度の介護支援専門員実務研修受講者試験が行われた。
うちの施設で受験資格のあるのは、管理者と看護師を除くと2名。たぶん2名とも受けてないんじゃないかと思うが……

ケアマネの試験は、介護職や相談援助職をしている者なら、試験対策として新たに学ぶことはそう多くはない。ただ、試験は一定レベルに達している者を合格とする、というタイプのものではなく、上位何%程度を合格とする、というタイプのような……気がする(根拠なし)。だから試験勉強も、一定レベルへの到達を目標とするのではなく、とにかく他人よりもできるように、ということを考えなければならないので、どれだけ勉強しても安心ということはないように私は感じていた。

とは言うものの、それほど一所懸命勉強をしたというわけでもなかったような(^-^;

試験対策は、解説書と過去問題集の2冊を買い(内容よりも価格の安さで決めた(^-^; )、解説書を見て、知らなかったこと、覚えなければいけないなと思うことをテキストファイルに入力、それをiPodに転送。iPodにはテキストリーダ機能があるので、それを昼休みやベッドの中、トイレなどとにかく時間がある時には繰り返し見ていた。液晶画面にはバックライトが点くので、暗闇の中でも勉強できるし。ま、もちろん音楽聴きながらであるが<(^-^;
試験1カ月ほど前にそんなことを始め、直前の5日間で1日1年分ずつ過去問を解いた。

iPodを使った勉強は、社会福祉士の試験の時に思いついたものだ。こちらはさすがに3カ月以上は勉強した。何しろ範囲が広いので。

だが今なら、スマートフォンのアプリで過去問の解説付きや模擬問題があるんだよね。価格も数百円とお手頃。ケアマネ試験だけでなく、介護福祉士や社会福祉士の試験もある。便利な世の中になったもんだ。
でも、私がiPodでやった時には、自分で要点をまとめてテキストファイルに書き出す、という作業こそがためになったとも思うわけで……アプリで過去問や模擬問題解いて解説見る、っていう勉強方法の効果の程はどうなんだろうか。
(この「どうなんだろうか」というのは純粋に疑問に思っているだけで、批判しているわけではありませんよ。念のため。)

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Ghost in the Machine

介護施設では、怪奇現象の類の噂話がよく流れる。

例えば、誰もいない部屋からナースコールがあるとか。うちの施設でも、以前誰も入っていない玄関脇のトイレからのコールが続いたことがあったが、多くは昼間だったし、誤作動ということですんなり皆に受け入れられた。ナースコールの誤作動は決して珍しいことではない。
また、誰も乗っていないエレベーターが動いていたとか、誰もいないトイレで水の流れる音がしたとかもよく聞く。前者はエレベーター管理会社が遠隔点検を行っているのであり(誰もエレベーターを使っていないであろう時間となると、どうしても夜中になってしまうのだ)、後者は汚れや匂いを防ぐために自動的に水が流れるようになっているのだ。施設に勤めている方の多くはご存じだろう。

しかし、自称「霊感が強い」人ってのはどこにでもいるもので。

世に言う怪奇現象の全てを否定するわけではないが、9割9分は嘘もしくは錯誤、偶然、あるいは脳の作り出すまやかしである。
しかし、「霊感が強い」人は、そういう可能性を考えてもみないらしい。不思議なことに。
そういう人は、幻視や幻聴などという現象はこの世には一切あり得ず、見えるものや聞こえるものは全て実際に存在していると思っているのだろうか? それとも、自分は絶対に幻視や幻聴など見たり聞いたりしない特別な人間だと信じているのだろうか?

ただ、私だって全否定する気はないわけで。だから怖いし、怖い話はどっちかというと嫌なのだ(^-^;

ま、いずれにしろ。
夜勤中は、脳も疲れているわけで。ナースコールなどの機器と同じく、誤作動を起こしやすくなる。いや、機械よりもむしろ多い。
いろんなものが見えたり聞こえたりするのは、むしろ自然なことなのですよ。

県主催の説明会

県主催「介護職員等によるたん吸引等の実施に関する説明会」に出た。

新しい情報はなかったけど、県もまだよく知らされていない状態でやらなきゃいけないんだから、大変だよね。

年度内に予定されている介護職員に対する研修は、全体で100名程度、各施設1名しか参加できないそうで……来年度に入った時点では、施設で1人しか該当する医療行為ができないんじゃ意味ないよな……吸引や経管の必要な方に介護職員がケアを行うには、せめて半数くらいはできないと。

それと、吸引が口腔内までとか、経管も接続や注入開始ができないんじゃね……実効性薄いよね。
まあ、これを第一歩と考えて、これからに期待すべきなのかな。

喫煙

介護業界でも、喫煙者は目に見えて減ってきている。
研修でも数年前までは、休憩時となると多くの人が喫煙所に集まっていたのだが、今はそれなりに大きな研修でも喫煙者は少なく……

どんどん肩身が狭くなっていくなあ。
うちの職場でも、職員35名ほどのうち、喫煙するのは私の他には2人しか知らない。

先日のエントリ「介護の仕事とストレス」ではストレスの話をしたが、私のストレスのはけ口は酒と煙草である。この2つのどちらか一方でもなくなったら……
ま、今の職場ではそんなにストレス感じてませんけどね。転職するたびに減ってきてはいる。

一昔前は、サービス業というと喫煙者が多い印象だった。学生時代にバイトをしていた某有名デパートなんて、社員食堂で非喫煙者を探す方が大変なくらいだった。
それが今じゃ……
サービス業従事者たるもの、煙草の匂いなんてとんでもないと言われてしまう。

ま、当たり前だが、煙草なんてやめた方がいいに決まっている。健康への害は大きいし、周囲の人に不快感を与えてしまうし……
このご時世、禁煙せずにいる人はすべからく、身体的な中毒症状云々ではなく、精神的に煙草に依存している。その意味では病的な状態にあると言ってもいい。
私も例外ではないのだろうな。

ナースコール

要介護のご高齢者が利用する施設では、緊急通報装置いわゆるナースコールが設置されている。

病院などにもあるので、全くご存じないという方はいないだろう。各部屋やトイレ、浴室にあるボタンを押すと、その部屋の入口あたりにあるランプが点くと共に、スタッフルームなどにある制御盤でも押した場所が分かるようになっている。また最近では端末があって、職員がそれを携帯することで、手元で確認できるようになっていることが多い。
この端末には、PHSが使われているものが多いようだ。各部屋のコールボタン周辺にはマイクとスピーカーが付いているので、それらを通して会話ができる(方もいる。難聴の方や、声が小さい方にはまず無理)。それから直接外線がかけられるようになっていることもある。

私が以前勤めていた老健と住宅型有料老人ホーム、現在勤めている介護付有料老人ホームのいずれも、ほとんど同じシステムを使用している。

このPHSなのだが、15年くらい前に世に出回っていたケータイやPHSを想像してもらうといい。小さなモノクロの液晶画面が付いているだけで、機能といえばアドレス帳くらい。メールなんてもちろん送れない。
もちろん、どこから呼ばれているのかを手元で確認できるだけでも便利ではあるのだが、問題なのは、このPHS端末が非常に高価なことである。1台3万円以上するのだ。

その理由はおそらく、今時こんな低機能のPHSなんてこういうシステムでしか使っておらず、生産量が非常に少ないためだろう。それ故に1台あたりの価格が高くなってしまうのではないか。
いずれにしろ壊そうものなら大変である。件の老健では3カ月に1台は壊れていた。一番多かった理由は「トイレへの水没」だったっけ。その後の職場ではほとんど故障はなかったが、住宅型では確か一度紛失したな(^-^;

そんな低機能な端末に高い金をかけるくらいなら、職員のケータイをそのまま使って、あらかじめ親機に職員個人のケータイ番号を登録、コールの際にはそれらの携帯に転送するようなシステムを作ったらどうなんだ? とか思ったこともあったが、まあ無理だよね。電話回線がいくつ必要なんだって話だし、他の誰かがコールに応えてくれたのかどうかも分からないんじゃ話にならん。

しかし今なら。
Wi-Fiとスマートフォンのアプリ使えばできるよな。

で、スマートフォンで記録もできるようにすれば一石二鳥と。

あと20年後くらいにはこういうシステムがスタンダードに……なってないかな。