人を動かす

職場で指導的役割を求められている人は、以下の4段階のレベルに分けられる。

1:言うべきことが言えない
2:言うべきことは言えるが、言い方が悪い
3:言うべきことを、適切な言い方で言える
4:何も言わなくとも、言うべきことを伝えられる

言うまでもないと思うが、1が最も低く、4が最も高いレベルだ。

私はケアマネなので、介護や看護、調理の職員よりも立場が上ということは全くないものの、それでもこの業界で働いた年数は長い方だったりするので、どうしてもある程度指導的な役割を果たしていかなければならない場面もある……と思っている。
以前にも触れたが、私は介護職員としては十人並みなので、本当なら現場のことは現場のリーダーに全て委ねたいのだが、今の職場ではそういうわけにもいかない。

で、私が上記のどの段階なのかというと、まあ1だろう。

2には、なろうと思えばなれないこともない……ような気がする(^-^;
だが人というものは、他人にこうしろああしろと言われたのではなく、自分で思いついたことでなければ行動が変容することはないと私は思っているので、自分も嫌な思いをしてまで言うのもなあ……と考え、言うのをやめてしまうことが多いのだ。

以前、今の職場で、どうしても納得できないので変えたい、と思うことがあった。だがそれを直接提言したのでは反感を買うばかりだと感じたので、何とか、ある人がそれは自分の考えで実行したのだ、と自ら信じ込めるような形で変えていけないものか……と考え、策を弄してみたことがある。
結果としては変えることができたが、その代わりに失くしたものもある。ああ、こういう策略は自分には向かないな……と痛感した。たぶんこれを難なく行える人が、レベル4なのだろう。

とは言え、レベル4に当たる人なんて本当にいるのだろうか。少なくとも、介護の業界では見たことがない。

そしてレベル3になるためには、たぶん、言うだけではダメなのだ。
米沢藩主上杉鷹山は、人を動かすには「してみせて 言って聞かせて させてみよ」と言ったという。そして山本五十六は、これに一つ付け加え、「やってみせ 言って聞かせて させてみせ ほめてやらねば 人は動かじ」とした。

正しいと思う。今は、こうありたいと心がけている。

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