基準該当サービスという選択肢

基準該当サービスというものがある。

通常、地域密着型を除いて、介護サービス事業者の指定は都道府県により行われる。指定を受けるには、法人格を持ち、人員配置・設備基準を満たしていなければならない。
しかし、その基準を満たしていなくとも、別に定められた一定の条件を備え、保険者の許可を受ければ、介護保険サービスを提供できる場合がある。ただし償還払いになってしまうが。
これを基準該当サービスという。

私はこれでも一応ケアマネの資格を持っているので(^-^; 当然こういうことも知識としては持っていた。しかし、こうしたサービスが認められるのは、通常の基準では満たすのが難しいと思われる地域、それこそ離島や山間部などに限られるのだと思っていた。でなければ、そもそもの人員配置・設備基準って一体何なんだという話になってしまう。

しかし先日、うちの管理者が出席した高齢者の住まいに関するセミナー(って、ざっくりした説明だな(^-^;; )で、とあるジャーナリストが、「お泊りデイなんてグレーゾーンに足を踏み入れるくらいなら、基準該当サービスの短期入所生活介護をやりなさい。都市部でも認められているところが多くあるし、少人数でもOK。短期入所生活介護をやる上で一番のネックとなる医師の配置についても、常時連絡が取れる体制にあればいいというのが厚労省の見解なんだから」と言っていたらしい。
私はそのセミナーには出ていないので、あくまでうちの管理者から聞いた話だが……

本当かよ!

私は、このジャーナリストの著作は1冊だけだが読んだことがある。それはやはり高齢者住宅に関する著作で、この手の本にありがちな偏った「思い」がなく、数値などの客観的資料と事業者への取材に基づいていて、とても読みやすかったし、我々専門職の人間だけでなく、一般の人にも薦められる本だった。
そこでの主な論旨は、「市民は安心して生活できる施設を求めている。よって行政や事業者はそれに応えなければ。具体的には有料老人ホームなどのケア付き住宅を増やすべき」というものだった。
それが、そんな過激な発言をする人だとは……(^-^;

しかし、もしこれが本当だとすると、確かにお泊りデイをやるよりもずっと気持ちはすっきりする。償還払いになってしまうというのが非常に面倒で、利用者さんからは敬遠されてしまうような気はするが……

いずれにしろ、本当かどうか気になるので、保険者に当たってみようかと思っている。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中