Hr(+)

介護業界では、医療用語や略語がそのまま使われていることが多い。

一番の目的は、記録の簡略化だろう。例えば日々のバイタルサイン測定で、「血圧」と書くよりも「BP」と書く方がずっと早い。排泄のチェックに関しても、「排尿あり(多量)」と書くよりも「Hr(+++)」の方が楽だ。

ところでこの「Hr」は、「ハルン」と読む。この間、介護職員に「エッチアールは?」と聞かれ、私は(エッチアールって……ホームルームなわけはないから……ハートレート(心拍数)? なんでそんなこと聞くんだ?)と思ってしまった。普段、「Hr」という単語は一日に何十回となく書いているが、あくまで「ハルン」としか認識していないので、分からなかったのだ。こんなこともあったりする。

医師の書く診断書、診療情報提供書でも、こうした略語が使われているので、老健の支援相談員をしていたときに嫌でも目にした。「Af(心房細動)」とかの類である。さすがにこれは現場で使われる申し送り等には使えないが、自分だけ分かればいい覚え書きなどでは今でも使っている。

老健の支援相談員をしていたときには、入所申込者さんと面接しながら、得られた情報を細かく記録しておく必要があった。その際、自分が書いている内容は相手の視界に入ることになる。そのため、「認知症」と書いているのが相手に伝わるのが何となく気まずい気がして「Dem.」とか書いていた時期もあったが、認知症というのは忌むべきことではないのだから、そんな必要はないと気づいてからはあまりしなくなった。それでも急いで書いているときなどには、こうした書き方はやはり便利だ。

ところで「Hr(+)」だが、日々の記録で使うときには、該当する時刻のところに「トイレ Hr(+)」などと書かれる。例えば10:50にトイレに行ったときには、10:00と11:00の間辺りに書き込まれるのだが、10:10なのか10:50なのかは次の誘導時刻にも関わる大きな違いなので、私は「50 トイレ」と書いているが、全く皆は真似してくれない。
また、同じ「トイレ」でも、ご自分から行きたいと言われたのか、それとも職員から「そろそろトイレに行きませんか?」と声をかけたのかも大違いだ。少なくともケアマネとしては。これも私は、前者の場合「訴えありトイレ」と、後者の場合「トイレ誘導」と記載しているが、誰も真似してくれないのは上と同様。

全体ミーティングで「こうやって記録してください」とお願いしようかと思ったが、現在ではケアプランチームが活動しているので、私が上で述べたようなことをケアプランチームの誰かが言い出すまでは、待ってみようと思っている。

果たして、誰か言って来るかな?

さて。医療用語や略語だが。
介護の仕事を始めたばかりの時には、分からなければ周囲の先輩たちに気楽に教えを乞えるが、その時期を逃すと、だんだんと聞くに聞けなくなっていく。
「今さら聞けない」というやつだ。

そんなあなたのために! 私の作成した「介護職員が覚えておくと何かと便利な医療用語・略語」集を以下に貼り付けてみる。
Excelで作ったものなので、そのままブログにアップロードできれば良かったのだが……Broachでアップできるのはjpegと音声ファイルだけらしいので、仕方なくスキャナで取り込んでjpegにしてみた。お役に立てば嬉しい。
(3ページあるので要注意。下の画像はサムネイルなので、保存はリンク先の元ファイルをどうぞ。)

ブログ初めて2ヶ月になるが、こういうのもありかなと。
いろいろとやってみよう。

ご意見など聞かせていただけると幸いです。

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