イギリスの医療制度に学べ

イギリスでは、全国民に主治医がいるらしい。
そして必要とあれば24時間いつでも往診してくれるし、彼らの診療所には保健所から派遣されてきている訪問看護師がいるという。
英国ミステリを読んでいると、主治医が一家の晩餐に招かれたり、何かあった時(殺人事件とか(^-^; )に呼ばれたりするシーンがよく出てくるが、なるほど昔からそういう感じなのですな。

これは、医療費を、そして終末期のケアにかかる費用を低く抑えるのに、大きく役立っているのではないだろうか。
こうした主治医による日頃の健康管理と、在宅医療のフォローがあれば、ただ薬をもらうためだけに複数の診療科を受診する必要もないし、退院して自宅で過ごしてみたいと考える人は多いはずだ。
もちろん現在のわが国にも往診や訪問看護はあるが、普段からの馴染みがないので、そうした制度があるから大丈夫という安心感もない。

そもそも、開業医はすべからくホームドクターになりえる医師であるべきだ。
開業医に高度な専門性は必要ない。開業医が自分の手に余ると感じたら、大病院の専門の医師を紹介すればよいのだから。専門性よりも広く診られることが重要だと思う。

日本でも、高齢者には24時間往診可能な開業医との契約を義務付ければいいんじゃないかな。
本当は全国民にと言いたいところだが、さすがにそれは無理だろう……(^-^;

そして、介護サービス事業者がその開業医(複数)と契約するようにすれば、医療と介護の連携も進むし、病院や施設を出て自宅で看られる方が増え、医療費も介護費も抑えられる。
こうすると事実上、利用者によるサービス事業所選択の幅が狭まるが、現状では、だからどうしたのという感じではある。個性を持ったサービス事業所がどれだけあると言うのか。
それに、そもそもコミュニティケアとはこういうものではないのか? 居宅ケアマネジメントでは「地域性」ということが謳われているが、そんなものが反映されたケアプランがいったいどれだけ作られている?

ケアマネジメントで思い出したが。
医療の問題とはたぶんあまり関係ないが、イギリスの場合、ケアマネジメントを行うのは多くがソーシャルワーカーである。
日本のケアマネージャーも、ケアマネジメントだけの専門家でいいのか?

しかしこの問題は奥深そうなので(^-^; 今日のところはこれにて。

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